ラベンダーセージ
Lavender sage S. farinacea |
花のかたちが「ラベンダー」に似ているので、ふつう「ラベンダーセージ」と別名で「サルビア・インディゴスパイアー」と呼ばれています。長く伸びた茎の先に、ラベンダーのような紫の花をたくさん咲かせます。
春の花が終わる頃、(初夏)切り戻すと直ぐに新芽が成長して綺麗な花を咲かせます。宮崎では2〜3回切り戻しています。 |
ラベンダーセージ手間は全然かかりません。咲進んで花が少なくなると切り戻し、上のように新しい葉っぱに綺麗な花が咲きます。満開になると下のように花一杯に!
|
チェリーセージ
Salvia microphylla |
チェリーセージは観賞用のセージ。目の覚めるようなチェリーレッドの花を春から秋まで休みなく咲かせ、花の少ない季節もガーデンを明るく彩ってくれる。花も葉も甘くすばらしい香り。コモンセージなどのように、料理や薬用にはしないが、生の葉や花びらを、飲み物に浮かべる、サラダに散らす、クッキーに貼り付けて焼く、などの楽しみ方ができる。オータムセージともいわれ、甘いフルーツのとても良い香りがします。
花が少なくなったら剪定して新しい芽に花を咲かせる方が葉も花も綺麗です。 |
満開時はこんな感じです。花が少なくなったら切り戻し、年に何回もこの様に咲きます。
|
香りが良いので蜜蜂やクマバチなどが寄ってきます。
|
ボッグセージ
Salvia uliginosa |
名前は湿原という意味で、湿り気のある場所を好むセージです。
葉は長楕円状披針形で、縁には鋸歯があります。5月から11月ごろ、茎の先の輪状集散花序に、スカイブルーの花を咲かせます。下唇には、受粉のために虫を導く白い蜜標があります。 |
ボックセージは爽やかなスカイブルーで咲きます。ラベンダーセージ程強健ではありません。
|
パイナップルセージ
Pineapple Sage
S. elegans |
葉はパイナップルのような甘い香りがし、宮崎では10月初めに真っ赤な花が咲き始めます。半耐寒性で、気温がマイナス5℃以下になるところでは鉢上げして冬越しした方がよいそうです。 |
葉っぱを指でこするとパイナップルの甘い香りがします。
10月中旬秋になると葉っぱの先端に可愛らしい真っ赤な花が咲き始めます。
11月1日パイナップルセージの葉っぱの先端から写真のように真っ赤な花が伸びて満開になりました。
|
コモンセージ
Salvia Officinalis |
薬用種の代表的なセージです。ミツバチも大好きで、寄ってきます。
葉を乾燥してハーブティーとして飲用したり、肉の臭み消しに利用する。豚肉と良く合わせられており、ソーセージの語源となったという説がある。また観賞用としても栽培され、その品種も多い。
抗酸化作用が強く、ヨーロッパなどでは古代ローマ時代より免疫を助ける薬草として使われていた。 |
パープルセージ |
レッドセージとも呼ばれます。灰色がかった赤紫色の葉で、コモンセージほど大きくはなりませんが、同じように薬効があります。 |
ゴールデンセージ |
黄色の班が入った葉で、普通のセージのように勢いよくは茂らないので、寄せ植えや下段の縁取りに使うと、緑を引き立てます。 耐寒性があまりないので、寒冷地では鉢上げをします。 |
トリカラーセージ |
白黄色と、赤紫色の班を持ち、ゴールデンセージと同じように、寄せ植えやガーデンに植え込むと、他の植物を引き立てます。 |
クラリーセージ |
葉はコモンセージより多きめで、軟毛があります。花から取れた精油は酢酸リナレルを多く含んでいて、抗ケイレン、リラクゼーション効果があります。2年草です。 |
フルーツセージ
Fruit Sage Salvia dorisiana |
細かい毛で覆われた大きな葉は、甘い果物の香りがします。寒さに弱いので、0℃以下のときは鉢上げします。フルーツセージは我が家でもっとも人気のあるハーブの一つです。というのも葉にほんの少し触れるだけで甘い良い香りが漂うからです。耐寒性がないので冬は鉢上げして玄関に置かれるのですが、まるで香水を振りまいたようになります。特に冬は乾燥気味ですので、香りも強くなるようです。
花は細長いピンクです。 |
メキシカンブッシュセージ |
葉は細長く、少しグレーがかっています。紫色の花を咲かせます。 |
サルビアパテンス
Salvia patens
|
大きく鮮やかなスカイブルーの花を咲かせます。 |
サルビアガラニティカ |
南アメリカ原産で、サルビアパテンスよりも深いパープルブルーの花を咲かせます。 |
ペインテッドセージ |
花は小さな淡い藤色で、丈夫の苞葉が鮮やかな紫色になります。花の色がピンクや白のペインテッドセージもあります。 |
エルサレムセージ |
初夏、黄色い花を咲かせます。少し灰色がかった緑色の葉は、毛ばだっています。 |
ロシアンセージ |
夏から秋にかけて、白っぽい銀緑色の茎の先に、ラベンダー色の細かい花をつけます。 |